2019年09月15日

お絵描きソフト 練習忘備録(ipad)

ipadでちょっとしたラフ位できるようになって、
ずっと家の生活からオサラバしたい!

なんて夢見てipadとお絵描きソフトprocreateを買ったものの



放置.... 放置.... ちょっとやってみる 放置....



というのが現状です(トホホ)。
途方に暮れていましたが、ようやく重い腰を上げました。

きっとそんな方沢山いると思うので、
私がつまづいた箇所を忘備録としてメモしときます。
(ちなみに私のスペックとしてはフォトショップは基本操作OK、お絵描きもできるけど
必要ない事はわからないというレベルです。そこそこできるのにつまづく所を
書きました。初心者向けではありません)


ちなみに導入としてはyoutubeを検索するとレクチャー動画が出てくるので
それを何本かやるのがおススメかと思います。

IMG_5001.JPG

プロクリエイトでお絵描き練習、つまづいたところ

【新規キャンバス設置】

◆標準的スクリーンサイズ(2048×1536)ってどの位?
→14.86cm×11.15cm 解像度350 
→ちなみにA4サイズ解像度350dpiは2894×4093pixels
→あまりサイズを大きくするとレイヤーの枚数が少なくなるので注意!

◆縦に作ったけどやっぱり横にしたい。
→やり方がわからなかったので、再度縦横のピクセル数を変えて新規で作り直しました。

◆操作画面のアイコンがわからない
→ググったら画面の説明が1枚にまとまってる画像などがあるので、
ノートに書きだして、頭に入れました。プリントして手元に置いてやってもいいかも。


【制作の下準備】

◆下絵や参考写真などを読み込む場合
左上「アクションツール」→「追加」→「写真を挿入」
この時、写真がipad内にあれば問題ありませんが、
そうでない場合はドロップボックスなどで共有させてフォトに落とし込むこと。

【最後終わったら】

◆メインのパソコンに送って仕上げ
左上「アクションツール」→「共有」→「PSDに保存」PSDは例です→「ドロップボックスにコピー」
でパソコンと共有できるので送って、パソコンのフォトショップで仕上げをする。

道具として自由自在に乗りこなしたいものです。
posted by らっぴょ。 at 23:41| Comment(0) | 制作日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月28日

5日間のワークショップで何か変わるのか?「夏のアトリエ」レポートB

メルマガ2019.09 top.jpg
ボローニャ国際絵本原画展@板橋区立美術館 連動企画ワークショップ
講師:ディエゴ・ビアンキ氏(アルゼンチンのイラストレーター・編集者)
日時:2019年7月2日〜6日 10時〜16時
場所:板橋区立美術館


【5日目 最終日】
昨日買ってきた何種類かの青を紙にためし描きして、
どの色にするかを慎重に決める。どうやったら自分の身になるか。
制作しながらいつもと違うことをしようと思う。

そういえば、ディエゴがマスキングを使って、
版画風に描いた様子をスライドで見せてくれたなぁ。
一色をベタ塗りするんじゃなくて、
スポンジで叩くように塗ったら面白いんじゃないだろうか。

あ、そういえば、ディエゴはもっと画材と遊んでみようとも言ってた。
そうだね。こういうことかな。

マスキングとスポンジのアプローチはうまくいって、
前に絵の具だけで描いたものよりも良くなったように感じる。
ちょっと垢ぬけた感。
夏のアトリエ 出来た絵s.jpg

今回は二つ思いついたものを試しただけだが、こんなに簡単に良くなるのなら、
普段から色んな試行錯誤をしていけば、どんなに良いものが描けるようになるだろう。
絵の具と筆だけを持って迷路に迷い込んでいるような気持ちでいたけれど、
迷路の壁は自分が勝手に作っていたのかも。なんでもOKなのだ。

自分ルールがまた一枚はがれた。

ディエゴに記念品を渡そうと、LINEグループを作って相談していた。
相談の結果、各自で似顔絵とメッセージを描いてきて、それを貼ったノートを作ることに。
制作の傍ら休憩室でごそごそ。

昼過ぎから講評。ディエゴはピックアップした人だけを講評すると言う。
全員やってほしいという美術館側からの割と強めな申し出に、
「取り上げた人が良いという話ではなく、バリエーションとしてピックアップする。
全員には今までで対応している。時間がない」と譲らず。
穏やかな人だけど、こういう風に審査の時もちゃんとディベートしたんだろうなぁ。

最後の講評では
◆表現したいもののためにタッチを変えた人(人→顔が四角になったり)の思考の変遷。
◆ずっとラフを描き続けた人 →紙を小さく折って絵本のダミーを作って試行錯誤
◆資料を持ち込み、絵本にする為に試行錯誤している様子
◆自分の中の膨大なストーリーを絵本用に切り取った人
◆パソコンを持ってきての制作の人のやり方を紹介
などなど。
絵というよりは今回の講座に対するアプローチの仕方をみんなに見せてくれました。
本当に人それぞれ。

最後にディエゴの手描きの卒業証書をもらい、私達も作ったノートを渡す。

今回の講座で知り合ったEさんが、感想をいう時に涙ぐむ。
Eさんの絵自体は10年位前から知っていて、
なんて楽しげで軽やかで楽々描いているようなんだろう。
出来る人は良いなぁと思っていた。
でも、今回一緒に講座を受けて苦しんで生み出す様を横で見た。
全然軽やかじゃなかった。
みんな水面下で足掻いていると感じられたのも良い経験だった。

日本の洋書は英語のものが多いのだけど、スペイン語人口も世界的にはかなり多い。
言葉のはしばしに「ポコ」とか、「ムチャ」とか出てくるのを聞くと、
なんとなくほがらかで楽しくなる。
スペイン語圏の世界は、日本にいるとなかなか見えてこないけれど、
もっと知りたいと思った。
(今回通訳をしてくれた宇野さんはそんなスペイン語の本を翻訳したり、
紹介しているミランフ洋書店を経営している)

うんうん苦しんだ素晴らしい夏でした。
少しは変われたかな?
早く成果に繋げたいけれど、焦っちゃだめだ。未来は過去にあるから。
end

追伸
その後、仕事でカプセルホテルの壁にこのシリーズを7点描いたのですが、
その絵をポストカード用にもう一度描きなおしたものはこちら。
鯉猫s.jpg
posted by らっぴょ。 at 22:03| Comment(0) | 制作日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5日間のワークショップで何か変わるのか?「夏のアトリエ」レポートA

メルマガ2019.09 top.jpg
ボローニャ国際絵本原画展@板橋区立美術館 連動企画ワークショップ
講師:ディエゴ・ビアンキ氏(アルゼンチンのイラストレーター・編集者)
日時:2019年7月2日〜6日 10時〜16時
場所:板橋区立美術館


【2日目】
ディエゴ自身が今までやってきたことをもう少し深く紹介。
アルゼンチンは数年前深刻な経済危機に見舞われ、
ディエゴはイラストレーターとして仕事が激減し、
仲間と4人で協同組合のような形で出版社を立ち上げ、絵本を出版していく。
(そしてラテンアメリカの最優秀児童書出版社賞を受ける)
きっと苦労はあったのだろうけど、
まるで映画になりそうなどん底からの華々しい成果!に聞こえる。

その後は2階の「ボローニャ国際絵本原画展」をみんなで見る。
ディエゴは今年の審査員なのだ。毎年違うメンバーが5名選出されるのだそう。
実際の審査員からどうしてこの絵が選ばれたのかを聞ける貴重な機会。

物語、技術、絵の3つが大事

と言っていた。
受講者の中には今年ボローニャ展に入賞されていたMさんがいて、
自身の作品を前に、入賞のポイントを説明してもらう。
これはうらやましいなぁ。

他の作品についても色々説明してくれた。
ちなみに今年の選出のテーマは「多様性」。
僕はあまり好きではないけどね、といいながらも
多様性という観点で選んでいる作品もあるようだ。
最近はデータ出力の作品が多いけれど、原画の力はやっぱり大きいとも。

メタファー・抽象化・比喩・暗喩・テーマの選択・何かを語ること・
テキストも大事・危険を侵すこと・試してみること。

キーワードが色々出る。

ボローニャ展は講座期間プラス1日の6日間見放題。
毎年作品量が多すぎて、印象的なものしか覚えていないのだけど、今回はしっかりみよう。

課題は観察を元にといっていたけれど割と自由そうなので、
今仕事で出してるラフを使うことにした。
っていうか、兼用にしないとどちらも終わらない。。。。

皆が制作をする傍ら、ポートフォリオを一人ずつ見てもらえることになった。
見てほしい順番をボードに自己申告で書いて決めるというのはいいなぁ。
私は7番目位に申請。
事前に考えていたラフをもう少し煮詰めて2日目終了。
夏のアトリエ 下絵s.jpg

【3日目】
昨日描いたラフを絵具で描き始める。
が、少し描き始めて、私が家で考えてきたラフをここで仕上げるだけなら、
ワークショップを受ける意味は無いんじゃないかしらと思いはじめる。
5日しか無いのだ。(-_-;)

ディエゴがここにいるうちに何を吸収出来るだろうか?
いつも使っている絵具ではなくて最近使い始めたクレパスで
新タッチを生み出す相談をした方が良いのではないだろうかと思い、
急に方向転換をし始める。

見廻っているディエゴにそんなことを話す。
ぼんやりとした内容に通訳の宇野さんもうまく訳すのに困ってるような感じ。
ディエゴからの返事は「急がない。それ(タッチの開発)は時間をかけて」
「今まで描いていたものを描いた方が良いよ」だった。
わかりました。。。で、また元に戻って描き始める。

他にもどうしたらいいかの相談はあちらこちらで。
内容についてだったり、ディエゴからの質問に返答したり。
少しすると人を集めて誰かの状態を説明したりして、
制作のヒントになるような話をしてくれる。

質問が落ち着くと一人ずつポートフォリオを見ての面談が続くけど、
全然聞こえない。周りの人が普段どんな絵を描いてるのか全然わからない。
見たいなー。そうこうしていくうちに私の番。
アトリエ風景ぼかしs.jpg

【4日目】
明日は最終日。午後からは講評だろうから実質あと1日半。
これからどこまで出来るか。だんだんとみんな切羽詰まってきて無口になっていく。
5枚仕上げることよりもまず何かをみつけるのだ。神経を尖らせる。
そういえば、このアトリエ中、いつもより眠ってない。

たまに煮詰まると美術館のカフェでコーヒーを飲んだり、ボローニャ展を覗きに行く。
2枚目も描いたけど、何かをつかんだ感じはまだない。4日目終了。

帰りに絵具を買いに行く。他の人の描いていた青がきれいだったので、色の名前を聞いて。
今までいつも同じ青を使っていたけれど、新しく沢山の種類がでていた。
絵具は少ない色で色を作りながら自分のカラーをつくるものだと思っていたけれど、
絵具って混ぜると色が濁っていく。
彩度の事を考えると混ぜるよりも合う色をチョイスする方がいいんではないだろうか。
なんて考えた。

いつの間にか出来ていた自分ルールがここで一つはがれた。

Bに続く
posted by らっぴょ。 at 21:43| Comment(0) | 制作日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5日間のワークショップで何か変わるのか?「夏のアトリエ」レポート@

メルマガ2019.09 top.jpg
ボローニャ国際絵本原画展@板橋区立美術館 連動企画ワークショップ
講師:ディエゴ・ビアンキ氏(アルゼンチンのイラストレーター・編集者)
日時:2019年7月2日〜6日 10時〜16時
場所:板橋区立美術館

アルゼンチンのイラストレーターで出版者、ディエゴ・ビアンキ氏の
ワークショップ「夏のアトリエ」に参加してきました!

夏のアトリエとは、毎年、板橋区立美術館で開催される
ボローニャ国際絵本原画展』の連動企画として
プロのイラストレーター向けに海外の専門家を招いて
5日間集中のワークショップを行うというものです。

私は、絵本の仕事経験はあるものの、絵本向きではないかなぁと思っていたのですが、
毎年行くボローニャ国際絵本原画展(以下ボローニャ展)の作品は大人っぽいものが多く、
海外の絵本事情などを聞いてみたい、何か制作の役に立つかもと思っての応募でした。

事前に「散歩の小さな記録」を描いてくるように宿題がでました。
スケッチブック1冊。何を描いて行こう。

5日間の講座を受けるために仕事も前倒ししたりで、散歩する余裕がないので
苦肉の策で、買い物したり人に会ったりと外出する度に写真を撮り、スケッチ。
結局、これは散歩なの?って感じの1冊になりました。

【初日】
ディエゴとご対面です。
私の人生でアルゼンチンの人と知り合いになることがあるなんて!
第一印象は細身で背が高くて、鼻が高い。髪は黒くて巻き毛。
まだ外国人!という印象が強くて優しいとか厳しいとかわからない状態。

通訳はスペイン語で絵本の翻訳もされている宇野さん。
サブでイタリア語の通訳の森泉さん、
美術館のスタッフは館長を含めて3人が入れ替わりでサポート、
そしてディエゴは片道3日かけて日本に来てくれたらしい。
(ウルグアイ→アルゼンチン→メキシコ1泊→日本)
なんて贅沢な時間!

講座を受ける人は20名あまり。まずは簡単な自己紹介。

それからディエゴの紹介も兼ねて仕事のスライドや絵本を見る。
ディエゴの作品は絵1枚で魅せるというよりも
表現したいものに合わせて最適なアプローチをする形。
雲の写真を撮って何に見えるかの絵を描いていたり、
コラージュを動かす動画をつくったり、ハンコで絵本をつくったり。
ディエゴ曰く「絵本とは絵と言葉で遊ぶこと」

私達が制作した「散歩の記録」も前に並ぶ。
ディエゴは誰よりも興味深そうに見て、写真を撮っていた。
散歩の記録達S.jpg

午後からは、スケッチの為に外出。
途中、ディエゴは道端に生えているタンポポの葉を
「これは食べられるんだよ」と言ってムシャムシャ食べた。
私はそこで『犬がおしっこしているかも・・・』
という言葉をぐっと呑み込んだけど、
そこにいた数人も後で同じことを言っていた。

近くの植物公園かお寺のどちらかに分かれて、スケッチする。
皆、盛大に蚊に刺される。板橋の緑は深い。
夏のアトリエスケッチの様子s.JPG

ディエゴは言う、

”外に出て観察しよう!
詩や音楽からインスピレーションを受けよう。
大事なのは自分で探して見つける事。
未来はうしろにある”

それは過去にやったことが未来を作っていくから?
注意深く日々を過ごし、記録することが、
未来の自分の絵をつくるという意味だと私は捉えたけれど、
正確にとらえられているかちょっと自信は無い。

”絵の制作は試行錯誤して、楽しもう。
あまり深刻にならない事”

とアドバイスをくれるディエゴ。
深刻になったことがあるから言える言葉だね。
地球の真裏から来た人ではなくて
急に制作する事に真摯なイラストレーターの先輩という感じに見えてきた。

◆観察を元にボローニャの公募と同じく5枚を描こう! とここで課題がでる。

夜は懇親会。とてもとても素敵だった。IMG_1210s.jpg
料理も会場も。妖精のパーティに呼ばれたみたいだった。

ここで一日目終了。Aへ続く。
posted by らっぴょ。 at 18:18| Comment(0) | 制作日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする